2018年8月配信の労働関連コラム

2018.08.31 【監督指導動向】
8年連続で「いじめ・嫌がらせ」が最多 個別労働紛争の相談状況 群馬労働局

 群馬労働局は、平成29年度に群馬県内9カ所の総合労働相談コーナーに寄せられた個別労働紛争などに関する相談状況を取りまとめた。 個別労働紛争の相談件数は前年度から7.0%増えて6672件だった。内訳は、いじめ・嫌がらせ1391件、自己都合退職1038件、普通解雇544件の順。「いじめ・嫌がらせ」は22年度以降8年連続で最も多い。 労働局長……[続きを読む]

2018.08.31 【送検記事】
フォークリフトを無資格運転 養鶏場経営者を書類送検 出雲労基署

 島根・出雲労働基準監督署は、無資格でフォークリフトを運転させたとして、養鶏場経営業者と同社代表取締役専務を労働安全衛生法第61条(就業制限)違反の疑いで松江地検出雲支部に書類送検した。  平成30年2月、同社敷地内において、労働者が最大荷重1.6トンのフォークリフトを運転していたところ、作業中にフォークリフトが転倒して負傷、長期間の休業……[続きを読む]

2018.08.30 【送検記事】
「農業では報告しなくていいと思っていた」 労災かくしで個人事業主送検 宮古労基署

 沖縄・宮古労働基準監督署は、平成29年10月に発生した労働災害に関して労働者死傷病報告を提出しなかったとして、農業を営む個人事業主(沖縄県宮古島市)を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で那覇地検平良支部に書類送検した。個人事業主に雇われていた労働者がマンゴー用ビニールハウス解体作業中に脚立から墜落し、左足および右手を骨折して5……[続きを読む]

2018.08.30 【主張】
【主張】厚労省は早急に分割必要

 中央官庁の再々編で、厚生労働省の分割案が浮上している。年金、医療など厚生分野と労働分野を再び分割する方向という。近年、雇用・労働に対する社会的な関心が高まり、国政として重要性が高まってきた。現状の態勢では、同省内はもとより国会での審議が深まらない弊害が生じているのは確かだ。  最も懸念されるのは、このままだと厚労省内で労働政策のエキスパ……[続きを読む]

2018.08.29 【送検記事】
屋根踏み抜きで死亡災害 転落防止措置講じなかった個人事業主を送検 三島労基署

 静岡・三島労働基準監督署は屋根の補修作業中に83歳の男性労働者が転落死した労働災害で、造園業を営む個人事業主を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで静岡地検沼津支部に書類送検した。  労働災害は平成30年3月2日、園の敷地内にある倉庫兼車庫で起きた。労働者は倉庫の屋根の貼替え作業に従事していたが、屋根を踏み抜き約5……[続きを読む]

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