2019年4月配信の労働関連コラム

2019.04.28 【社労士プラザ】
働きやすさの追求が重要/山東春美社会保険労務士事務所 山東 春美

 私の職業人生は、広島信用金庫に入庫した時にスタートした。最初の配属先は総務部秘書課で、職務内容は役員の対応とスケジュール管理、受付・接客業務等だった。常に目配り・気配り・心配りが求められ、毎日が緊張の連続だったが、人とかかわる仕事が自分に向いていたのか、大変やりがいを感じていた。  その後、損保事務、一般事務等を経験したが、物足りなさを……[続きを読む]

2019.04.27 【書評】
【今週の労務書】『今いる社員で成果を上げる 中小企業の社員成長支援制度』

説明丁寧に正しく運用  本書は、社員のやる気と能力を引き出し、会社の業績をアップさせるための人事制度・評価制度の構築方法を中小企業に紹介するもの。最大限の効果を引き出せるよう、制度の内容だけでなく、運用面も詳しく解説しているのが特長だ。  たとえば、中小企業にみられる運用時の問題として、従業員への説明を行わず運用を開始してしまったり、管理……[続きを読む]

2019.04.26 【送検記事】
中部電力を書類送検 感電防ぐ「絶縁用防具」装着させず労災に 磐田労基署

 静岡・磐田労働基準監督署は、平成30年7月に発生した労働災害に関連して、一般送配電事業者と同社元浜岡事業所所長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で静岡地検浜松支部に書類送検した。労働者が感電し、4日以上休業している。  同社は労働者に活線状態にある高圧電線の修理作業を行わせる際、感電の危険があったにもかかわらず……[続きを読む]

2019.04.26 【送検記事】
元請、下請の3人が共謀 労災発生場所を虚偽記載して送検 堺労基署

 大阪・堺労働基準監督署は、虚偽の内容を記した労働者死傷病報告書を提出したとして、2次下請の解体工事業者と同社代表取締役、および1次下請の現場担当者、元請の現場代理人の計1法人3人を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で大阪地検に書類送検した。平成30年2月、解体工事業者の労働者が数カ月以上の休業をした労働災害が発生している。  ……[続きを読む]

2019.04.26 【監督指導動向】
講習時間15分足りずに業務停止命令 登録教習機関へ 京都労働局

 京都労働局は、労働安全衛生法に基づく登録教習機関である㈱日立建機教習センタ(京都府乙訓郡)の車両系建設機械(解体用)運転技能講習業務について、2カ月間の業務停止を命じた。平成30年11月12日に実施した同講習業務において、講習時間が告示で定めた時間よりも15分短かった。  講習時間の不足は、同労働局に寄せられた情報により明らかになってい……[続きを読む]

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