2020年7月配信の労働関連コラム

2020.07.30 【送検記事】
重機の用途外使用で送検 72歳の労働者が死亡する労災発生 豊田労基署

 愛知・豊田労働基準監督署は、車両系建設機械を用途外使用したとして、建設業者と同社現場作業責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で名古屋地検岡崎支部に書類送検した。令和2年1月13日、豊田市内の土砂集積場において、同社の72歳の男性労働者が被災する労働災害が発生している。  被災者は、鉄製外壁を修繕するためにコ……[続きを読む]

2020.07.29 【送検記事】
18歳のアルバイトが勤務初日に轢かれて死亡 立入り禁止措置怠った製材業者を送検 玉名労基署

平成28年にも安衛法違反で処分  熊本・玉名労働基準監督署は、危険防止措置を講じていなかったとして製材業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いで熊本地検に書類送検した。18歳のアルバイト労働者がホイールローダーと接触し、死亡する災害が起きている。労働者はアルバイト初日だった。  労災は令和元年8……[続きを読む]

2020.07.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】マンネリ打破に強い意思を

 安全衛生活動を阻害する大きな要因である「マンネリ」。とくに危険予知訓練(KYT)は、マンネリ化に陥りやすい。つい「形だけ」「実施しているだけ」になりやすく、通り一遍となる。毎日、同じ作業をしているのだから「『危険のポイント』や『私たちはこうする』といった欄が代りばえしないのは、仕方ない」という言い分もあるかもしれない。現場で取り組むKY……[続きを読む]

2020.07.27 【送検記事】
労働者が溶接機の一酸化炭素中毒で死亡 換気不十分な室内で作業させた耐震工事業者を送検 品川労基署

 東京・品川労働基準監督署は、自然換気が不十分な場所で内燃機関を有する機械を使用させたとして耐震工事業者と同社取締役を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いで東京地検に書類送検した。労働者1人が室内でエンジンウェルダー(エンジン式溶接機)を使用し、急性一酸化炭素中毒で死亡している。  災害は平成29年7月27日、東……[続きを読む]

2020.07.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『図解 新型コロナウイルス 職場の対策マニュアル』

流行状況に応じて文書化  新型コロナウイルス感染症の予防は、今や職場での働き方自体を大きく変えている。本書は、そんなウィズコロナ時代の社員と組織の守り方について、最強のコンサル医師が指南するもの。社員が感染したら? 風評被害を避けるには? オフィスの感染危険度は? 社内行事やイベントの自粛はどう判断すべき? 等々具体的な状況に応じた対策の……[続きを読む]

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