2022年6月配信の労働関連コラム

2022.06.30 【監督指導動向】
有料職業紹介事業者に停止命令 指導繰り返すも事業報告書提出せず 東京労働局

 東京労働局(辻田博局長)は、職業安定法で義務付けられている事業報告書の提出を怠った有料職業紹介事業者の㈱CONNEXXT(東京都新宿区)に対し、事業停止を命令した。同労働局へ事業報告書を提出するまでの間、すべての職業紹介事業を停止するよう命じている。繰り返し指導したにもかかわらず、提出しないケースは珍しいとしている。  同社は、平成31……[続きを読む]

2022.06.30 【主張】
【主張】本社責任の明確化が必要

 今年度末までを期間とする第13次労働災害防止計画の目標である「死傷災害5%以上減少」の達成は、まず困難な状況となっている。2021年の死傷者数は、確定値で15万人弱となり、前年比15%近く増加した。小売業など小規模事業場において、十分な災防対策が採られていないことが大きな要因と考えられる。法改正を含め、企業単位での安全衛生管理を強化する……[続きを読む]

2022.06.30 【書評】
【本棚を探索】第24回『鉄から読む日本の歴史』窪田 蔵郎 著/東郷 隆

神話や鉄器伝承など網羅  近年は、やけに隕石のニュースを目にする。これは地球上に落下する物体が増えたわけではない。SNSの普及によって情報が激増しただけのことである。  水星と木星の間に群れを成して浮遊する小惑星の欠片は、年平均2000個ほどが我われの足元に落下する。人類が鉄というものを知ったのは、まず、この隕石によってであろう、と研究家……[続きを読む]

2022.06.29 【労働行政最新情報】
「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」を策定(厚労省)

 厚生労働省は、令和4年6月29日、「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」を策定し、公表した。  今回策定したガイドラインでは、職場における人材開発(「人への投資」)の抜本的な強化を図るため、基本的な考え方や、労使が取り組むべき事項、公的な支援策等を体系的に示している。 ▼ガイドラインの内容など、詳しくはこちらをご覧ください。 「……[続きを読む]

2022.06.29 【送検記事】
テント生地取付け作業で死亡災害 墜落防止措置怠った建設業者送検 さいたま労基署

 さいたま労働基準監督署は、墜落防止措置を講じなかったとして、建設業者と同社現場責任者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いでさいたま地検に書類送検した。労働者が高さ約5.9メートルから墜落し、死亡する労働災害が発生している。  労働災害は、令和元年12月16日、埼玉県上尾市の事務所兼倉庫新築工事現場で発生した。……[続きを読む]

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