2025年配信の労働関連コラム

2025.04.21 【送検記事】
ドラグ・ショベルで木を押し倒す 用途外使用で土木工事業者送検 秩父労基署 NEW

 埼玉・秩父労働基準監督署は、ドラグ・ショベルを用途外使用したとして、土木工事業の㈲中村産業(埼玉県秩父郡長瀞町)と同社取締役を労働安全衛生法第20条(機械等による危険を防止するための措置義務)違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。ドラグ・ショベルを利用して倒した木が労働者に激突し、休業4日以上の重傷を負う労働災害が発生している。  労……[続きを読む]

2025.04.20 【社労士プラザ】
「スピード」で信頼築く/社会保険労務士事務所 フェリシアンス 代表 堀川 眞也 NEW

 会社員を32年経験し、社会保険労務士として独立開業した。会社員時代は無線技術者として製品開発に従事していた。開発責任者としてチームをまとめ、新機種の開発を行っていた30歳代のときに体得したのがスピードとクオリティーのバランスだ。  クオリティーを突き詰めるとスピードが落ちる、スピードを突き詰めるとクオリティーが落ちる。そのバランスを取り……[続きを読む]

2025.04.19 【書評】
【今週の労務書】『これなら使える!小さな会社の「シンプル人事制度」』 NEW

全7ステップで構築へ  本書は、中小企業の人事制度の構築支援を行ってきた社会保険労務士が、従業員規模30人までの小規模企業向けに人事制度の作り方を紹介している。専門知識がなくても作れるよう、簡潔な内容とした。  構築までのステップとしては、「プロジェクトチーム結成」、「経営理念の確認」、「現状分析」、「等級制度設計」、「評価制度設計」、「……[続きを読む]

2025.04.17 【主張】
【主張】投資はむしろ大学教育に NEW

 産学間で大学人材教育に関する認識をすり合わせ、産業界としても実践的な教育などを支援していくべき――中部5県の企業・法人を会員に持つ中部経済連合会は、このほどまとめた大卒理系人材の採用難に関する報告書で、産学連携の必要性を訴えた。採用計画に対する充足率が低下している背景の1つとして、東京圏や関西圏に比べて高卒の就職比率が高く、理工系学部の……[続きを読む]

2025.04.17 【書評】
【書方箋 この本、効キマス】第108回 『ブレイクショットの軌跡』 逢坂 冬馬 著/大矢 博子 NEW

車を通じて描く現代の闇  以前この欄でも紹介したデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』で第二次世界大戦での独ソ戦を、続く『歌われなかった海賊へ』でナチス政権下のドイツを描いた逢坂冬馬。今ではない時代・ここではない場所をあえて描くことで、現代日本に暮らす読者に新たな視座を与えてくれた。  ところが3作目で大きく路線を変えてきたから驚いた。「今」……[続きを読む]

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