2025年1月配信の労働関連コラム

2025.01.31 【労働行政最新情報】
労働力調査(基本集計)令和6年12月分結果―完全失業率2.4%(総務省) NEW

 総務省は令和6年12月分の労働力調査の結果を公表した。 【ポイント】 (1)就業者数  就業者数は6811万人。前年同月に比べ57万人の増加。29か月連続の増加 (2)完全失業者数  完全失業者数は154万人。前年同月に比べ2万人の減少。5か月連続の減少 (3)完全失業率  完全失業率(季節調整値)は2.4%。前月に比べ0.1ポイントの……[続きを読む]

2025.01.31 【労働行政最新情報】
一般職業紹介状況(令和6年12月分及び令和6年分)―有効求人倍率は1.25倍(厚労省) NEW

 厚生労働省は令和6年11月分の一般職業紹介状況を公表した。 【ポイント】  令和6年12月の有効求人倍率は1.25倍で、前月と同水準。  令和6年12月の新規求人倍率は2.26倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇。  令和6年平均の有効求人倍率は1.25倍で、前年に比べて0.06ポイント低下。  令和6年12月の数値をみると、有効求人……[続きを読む]

2025.01.30 【主張】
【主張】課題多い在宅勤務みなし NEW

 厚生労働省の研究会はさきごろまとめた報告書で、テレワーク時に利用できるより柔軟な労働時間管理の方法として、在宅勤務に限定した新たなみなし労働時間制を提示した。制度設計に当たり、実効的な健康確保措置を設け、導入時の集団的合意などを要件とすることを想定している。ただ、在宅勤務で働いた時間について、「労使合意で定めた時間を働いたものとみなす」……[続きを読む]

2025.01.30 【書評】
【書方箋 この本、効キマス】第97回 『墓標なき草原(上・下)』 楊 海英 著/濱口 桂一郎 NEW

大虐殺当事者の声を拾う  日本の相撲界にはモンゴル人がたくさんいるが、そのなかには中国国籍の内モンゴル人もいる。蒼国来(現・荒汐親方)や大青山がそうだ。彼ら内モンゴル人が、中国の文化大革命時に死者5万とも10万とも言われる大虐殺(ジェノサイド)を被ったことをご存じだろうか。口を開けば人権を叫ぶ戦後進歩主義者たちがだんまりを決め込んできた、……[続きを読む]

2025.01.28 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『製造現場の安全衛生に想いはせれば…』 NEW

災害多発時代の歴史知る  2015年から2022年まで『安全スタッフ』誌で8年間連載していた「想いはせれば」が一冊の本になった。本書は、厳選して78回分を掲載したもの。労働災害が多発していた高度成長期に化学メーカーの安全衛生担当者を経験し、中災防安全衛生教育センターの講師を務めた末松清志さんが体験談や防止対策について思いの丈を綴っている。……[続きを読む]

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