被保険者資格を切替えか　季節的業務の期間延長｜人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

被保険者資格を切替えか　季節的業務の期間延長

2012.03.15 【健康保険法】

Q: 　「季節的業務」に従事させるために雇い入れた労働者がいますが、業務の都合で、当初の雇用期間を延長せざるを得なくなりそうです。この場合、改めて健康保険の一般被保険者とする必要があるのでしょうか。人事課内でも、「切り替える必要があると記載した文書を見たことがある」という人がいて、意見が一致しません。【岩手・Ｈ社】

A

　健康保険法は、第７条で各種用語の定義を列挙しています。

　「季節的業務に使用される者（継続して４カ月を超えて使用されるべき場合を除く）」（同条第４号）は、「日雇特例被保険者となる場合を除き、健保の被保険者となることができない」と規定しています。

　一方、「季節的業務に使用される者（継続して４カ月を超えて使用されるべき場合を除く）」は日雇労働者に該当し、適用事業所に使用される日雇労働者は「日雇特例被保険者」となります（同条第２号、第８号）。…

この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン

労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。