年休消化後に解雇予告か 「30日」いつからカウント
2012.05.01
【労働基準法】
- Q
30日前に解雇予告をした後に、労働者から残った年休を消化してから退職したいと申し出がありました。年休消化後に30日のカウントをスタートしてほしいということですが、応じる義務はあるのでしょうか。【愛知・H社】
- A
-
法上回り義務ではない 予定日以後は権利消滅
民法においては、雇用に期間の定めがなければいつでも解約の申込みができ、この場合においては雇用は解約の申込み後2週間の経過によって終了すると規定されています(第627条)。ただし、労基法では、労働者が突然の解雇から被る生活の困窮を緩和するため、30日前の解雇予告を義務付けています(厚労省「労基法コンメンタール」)。
一方、年休は、賃金を失うことなく、休暇を取る権利を与えるものです。解雇される労働者が、せめて未消化の年休をすべて取得してから、退職したいと考えるのは自然のことでしょう。…
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平成24年5月1日第2161号 掲載