改正健保法の施行いつ?
2021.06.17
【健康保険法】
- Q
「出生時育休」(男性版産休)の導入に関する法改正が行われたということです。育児休業の関係では健康保険法の改正も実施されたようですが、高齢者の医療費の負担が比較的クローズアップされているようで、その他改正の内容や施行のタイミングが分かりません。簡単に教えてください。
- A
-
まず、法律名は「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律」です。この中に、75歳以上の2割負担に関する高齢者医療確保法、健康保険法などの法律がまとめられています。
健康保険法は、任意継続被保険者に関して、本人希望による資格喪失の導入、傷病手当金の支給期間(1年6カ月)を、支給を始めた日から通算する方法に変更します。そして、育児休業中の保険料の免除要件の見直しもあります。
詳細は紙・誌面でご紹介する機会があると思いますので、ここでは施行日についてかんたんに触れておきます。
育休中の保険料は、令和4年10月1日です。
任意継続被保険者と傷病手当金は、それよりも早い令和4年1月1日となっています。
関連キーワード:
ショート実務相談Q&A 掲載