パパ休暇との違いは? どの点で優遇される 新設の出生時育児休業
2021.07.16
【育児・介護休業法】
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男性の育休取得を促進する改正育介法が公布されました。一番のセールスポイントとして、「子の出生直後の休業制度(出生時育児休業)」の創設が注目されます。他社も含め話を聞くと、確かに男性の育休申出は「妻の産休中」に集中しているようです。しかし、現在でも「パパ休暇」という仕組みが設けられています。新制度は、これまでと比べ、どのような点が優遇されているのでしょうか。【神奈川・S社】
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長い申出期間や就労条件
改正育介法は、4段階に分けて施行されます。出生時育児休業の施行日は、「公布(令和3年6月9日)から1年6月以内の政令で定める日」です。
出生時育児休業は、「子の出生の日から8週間を経過する日の翌日まで(略)の期間内に4週間以内の期間を定めてする休業」と定義されています(育介法9条の2)。
一方、現行(改正前)の規定でも、男性を対象とする…
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令和3年7月26日第3314号16面 掲載