酸欠やガス中毒防ぎたい 死に至る危険性高い
2011.08.15
【労働安全衛生法】
- Q
本誌6月15日号47~48ページに酸素欠乏症等の防止のための換気や保護具の話がありましたが、酸素欠乏症や硫化水素中毒の防止のために基本的に行わなければならない事項についてご教授ください。【名古屋・D社】
- A
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酸素濃度測り換気徹底を 作業者以外の立入り禁止
本誌6月15日号47~48ページにもあるように、酸素欠乏症は、酸素の濃度が18%未満の空気を吸入することにより、息苦しさ、頭痛、意識不明、呼吸停止等の症状が生じ、死に至ることがあり、硫化水素中毒は、硫化水素の濃度が100万分の10を超える空気を吸入することにより眼や気道の刺激、肺水腫、意識不明、呼吸停止等の症状が起こり、死に至ることがあります。このように酸素欠乏症及び硫化水素中毒は、大変危険なものであり、酸素欠乏症及び硫化水素中毒の防止対策を確実に実施することが必要です。ご質問の主な防止対策について、以下にご説明します。
1 1)酸素欠乏危険場所において行う作業については、…
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平成23年8月15日第2144号 掲載