「コロナうつ」を防ぎたい 長引く在宅勤務の影響が

2021.09.15 【衛生管理】
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Q

 なかなか収束がみえない新型コロナの感染再拡大で参っています。会社としても、ワクチンの職域接種など、可能な対応はしているつもりですが、長引く在宅勤務や行動の制限などで、いわゆる「コロナうつ」にならないかと社員のメンタルが心配です。社員にどんなことを話していけばよいでしょうか。【福島・N社】

A

セルフケアの重要性説明 社内報でメッセージ発信

 猛威を振るうデルタ株の影響もあって、コロナ禍が収まりません。確かにコロナうつは心配です(2020年9月15日付第2362号55ページ参照)。

 会社の対応として、在宅している社員向けに「自宅で働くときに、時間をはっきり区切るなど業務とプライベートの切り分けをしましょう」と呼びかけたり、一日一度は音声・画像付きで打ち合わせするなど、相互コミュニケーションの方法を検討したりすることが勧められています。また、在宅勤務の限界を理解し、オフィス勤務時と全く同じレベルのアウトプットを求めないなどの姿勢も重要とされます(日本産業衛生学会・日本渡航医学会「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド」)。…

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2021年9月15日第2386号 掲載
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