出産一時金の額は変動? 産科医療補償制が関係
2021.11.27
【健康保険法】
- Q
小規模企業の総務で、労務管理全般を担当しています。妊娠した従業員から質問があり、出産関係の給付を確認しました。出産育児一時金については、「産科医療補償制度の対象とならない」ときは金額が異なるようです。従業員からさらに突っ込んだ質問はありませんでしたが、後学のために、どのような場合に金額が変わるのか、その要件を教えてください。【青森・M社】
- A
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在胎28週未満が対象に 40万8000円に引上げ
健保の被保険者が出産した場合、出産育児一時金が支給されます(健保法101条)。対象になるのは、妊娠4カ月(85日)以上の分娩です(昭3・3・16保発11号)。
出産育児一時金の額は健保令で定められています(36条)。36条は令和4年1月1日から改正される予定です。
改正前の条文では、…
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2021年12月1日第2391号 掲載