必要換気量の根拠教えて 感染症対策講じたい

2022.01.31 【衛生管理】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

Q

 感染症対策の必要換気量として、一人当たり毎時30㎥といわれていますが、根拠はどのようになっていますか。【神奈川・I社】

A

二酸化炭素上限から算出 「ビル管理法」に規定

 新型コロナウイルス感染症の予防対策として、3密の防止、すなわち「密閉」「密集」「密接」状態の発生防止がいわれています。その中でも、建物内においては空気の滞留による飛散物濃度上昇を来す、密閉空間にならないよう適切な換気が必要です。

 この問題への対処として、建築物における衛生的環境の確保に関する法律(以下「ビル管理法」)で、必要換気量(一人当たり毎時30㎥)を満たすよう求められています。

1.ビル管理法の数値の根拠

 ビル管理法では、室内の二酸化炭素の上限は1000ppmと決められているため、一人当たりの必要換気量は、次式のようになります。…

この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン

労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

関連キーワード:
2022年2月1日第2395号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

もっと見る もっと見る
ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。