求職者給付はどうなる? 受給待ちの状態で再就職
2022.03.01
【雇用保険法】
- Q
求人に応募してこられた高齢者の方ですが、資格・経験ともに当方の条件にピッタリです。以前に勤めていた会社では、仕事の方針について、上層部と意見が合わず、辞職を選択されたそうです。現在は、高年齢求職者給付金の受給を待っている状態ということですが、当社に再就職した場合、給付金の権利はどうなるのでしょうか。【福岡・O社】
- A
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再離職したときに不利も 前職の受給資格が消滅
65歳以上の被保険者が離職した場合、被保険者期間(原則として算定基礎日数11日以上の月、被保険者期間が6カ月に満たないときは算定基礎時間80時間の月も1カ月とカウント)が6カ月以上あれば、高年齢求職者給付金を受給できます(雇保法37条の3)。
給付金は、一般被保険者の基本手当と異なり、一時金という形で支給されます。金額は、算定基礎期間(被保険者だった期間)の長短に応じ、次のとおりとなっています。…
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2022年3月1日第2397号 掲載