作業環境測定どうするか 有機溶剤を使用
2022.03.10
【労働安全衛生法】
- Q
アセトンやメタノール等の有機溶剤を使用する場合に、労働安全衛生法では、作業環境の改善などのための作業環境の測定は、どのようにしなければならないとしているのでしょうか。ご教示ください。【山梨・N社】
- A
-
空気中の濃度測定が必要 対象は含有率5%以上
作業環境測定は、作業環境の現状を認識し、作業環境を改善する端緒となるとともに、作業環境の改善のために採られた措置の効果を確認する機能を有するものであって、作業環境管理の基礎的な要素として欠くことのできないものです。
作業環境測定とその実施方法等
安衛法65条において、事業者は、有害な業務を行う屋内作業場その他の作業場で、政令で定めるものについて、厚生労働省令で定めるところにより、作業環境測定を行い、その結果を記録しておかなければならないこととしています。この作業環境測定は、厚生労働大臣の定める作業環境測定基準に従って行わなければなりません。…
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2022年3月15日第2398号 掲載