フレックスで時間外どこ 清算期間1カ月超なら
2022.03.29
【労働基準法】
- Q
3カ月を清算期間とするフレックスタイム制の導入を検討中です。実労働時間のうちどこが時間外労働に該当するのかについて、改めて説明をお願いします。【東京・S社】
- A
-
総枠求め超過した部分 最終月の時間数に注意
フレックスタイム制は、柔軟な働き方ができるよう、労働者に始業および終業の時刻の決定を委ねる制度です(労基法32条の3)。時間外労働となるのは、まず①清算期間全体でみて、実労働時間のうち法定労働時間の総枠を超えた部分(週平均40時間を超える部分)です。この総枠は、清算期間の暦日数×40時間÷7日で求めます。さらに、清算期間が1カ月を超えるときは、②清算期間を1カ月ごとに区分した各期間において、週平均50時間に当たる枠を超過した部分も該当し、これは、暦日数×50時間÷7日で算出します。②でカウントした部分は、①では除きます。…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
2022年4月1日第2399号 掲載