所定日数で計算は? 曜日の巡りで上限に支障
2022.04.19
【労働基準法】
- Q
1カ月単位の変形労働時間の導入を進めています。たとえば今年6月は、暦日30日で月の所定労働時間を171.4時間以内としなければなりませんが、平日は22日と通常の労働時間制では176時間です。当社は完全週休2日制ですが、フレックス制のような特例はありますか。【茨城・S社】
- A
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例外認めず原則どおり
1カ月単位の変形労働時間制(法32条の2)でも、週平均労働時間は、原則40時間以内とする必要があります。具体的には、変形期間の労働時間を、1週間の法定労働時間×変形期間の暦日数÷7で求める上限時間に収めます。
暦月単位で1カ月変形制を運用すると、曜日の巡りなどで、平日の日数×8時間が上限時間より長くなる月が現れます。この場合も、…
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令和4年4月18日第3349号16面 掲載