「更新なし」で加入不要か たまたま31日以上に

2022.05.30 【雇用保険法】
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Q

 当社工場で短期間のアルバイトを募集採用します。これまでは、数週間の契約で「更新なし」として、そのまま期間満了という形でした。「更新なし」の予定が、やむを得ず更新して31日以上に達することになった場合に、被保険者になるのはいつからになるのでしょうか。【岐阜・S社】

A

見込みとなった時点で 同一ケースあると注意

 週20時間未満である者(法6条1号)や同一の事業主の適用事業に継続して31日以上雇用されることが見込まれない者(同条2号)等は、雇保法の適用が除外され、被保険者となることができません(法6条)。ただし、31日以上の雇用見込みに関しては、例外があります。日雇労働者で、前2カ月の各月において、18日以上同一の事業主の適用事業に雇用された者等は、この限りではありません。

 労働条件の明示において、労基則5条では「契約を更新する場合の基準に関する事項」は書面等を交付しなければならないとしています。通達(平24・10・26基発1026第2号ほか)では、…

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2022年6月1日第2403号 掲載
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