後遺症の示談どう進める 事故から1年後症状固定
2022.06.13
【交通事故処理】
- Q
自転車同士の事故で右目を受傷しました。約1年後に症状固定となり主治医から「右眼球陥没、左瞼裂狭小」の後遺障害の診断書をもらいました。相手方が示談交渉を求めてきたので「後遺症の等級が判明した時点で交渉する」と返答しましたが、今後、損害の賠償請求など示談に向けてどのように進めていったらいいでしょうか。【千葉・N生】
- A
-
支払能力が問題になる 過失ゼロで全額を請求
自転車同士の事故は、自動車が関係した事故と違って、相手方の支払能力にもよりますが、被害者側に不利になりがちなのが一般です。
双方の過失割合は別にして、相談者のみが受傷しているとのことですから、相談者は相手側(加害者側)に交通事故による損害の賠償請求ができる被害者側ということになります。本来の請求のあり方としては、症状固定となり後遺障害の等級が決定した時点で交通事故による損害が確定し、…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
関連キーワード:
2022年6月15日第2404号 掲載