定年時に説明必要? 無期転換の対象外だが
2022.09.06
【労働契約法】
- Q
定年を迎える労働者が当社で初めて現れることから、準備を進めています。定年後も嘱託として再雇用し、1年おきに有期の労働契約を更新していく形になるのですが、無期転換ルールに関して、対象外とした場合においても、同労働者に対し何か説明は必要になるのでしょうか。【滋賀・E社】
- A
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申込権発生せずと書面で明示を
無期転換ルールとは、有期労働契約を反復更新し通算5年を超えた場合において、労働者からの申込みがあったときに無期雇用への転換を承諾したとみなすものです(労契法18条)。一方、定年後も引き続き雇用される場合については、都道府県労働局へ第二種計画認定・変更申請書を提出し認定を受けることで、同ルールの対象外とすることができます(有期特措法8条)。…
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令和4年9月5日第3367号16面 掲載