何時間分と扱えばよいか 転換前に発生した年休で

2022.09.27 【労働基準法】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

Q

 働きぶりが優秀だったため、少し前に、所定労働時間6時間のパートから8時間の正社員へ転換した労働者がいます。その労働者から、年休を取得したいといわれました。この年休はパートのときに権利が発生したものですが、実際に取得した場合、何時間分と扱えばよいのでしょうか。【愛媛・U社】

A

取得時点の労働条件みる 賃金も同じ考え方して

 年次有給休暇は、最初は雇入れから6カ月後、以後1年おきに、全労働日の8割以上出勤した労働者に対して与えなければなりません(労基法39条)。正規労働者だけでなく、パート労働者なども同様です。

 後者のように通常の労働者より労働日数などが少なく、週の所定労働日数が4日以下かつ週所定労働時間が30時間未満の場合は、所定日数に応じて付与日数が異なる比例付与の対象となります(同条3項)。週以外の期間で所定日数が定められている場合は、年の所定日数が216日以下のときに比例付与の対象です。

 年休の権利が発生する基準日に何日分付与されるかに関しては、…

この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン

労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2022年10月1日第2411号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

もっと見る もっと見る
ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。