「眼精疲労」をどう防ぐ? 在宅勤務で1日PC作業
2022.10.14
【衛生管理】
- Q
コロナ対策の結果、当社でも在宅勤務制度を整備したところです。歓迎の声がある一方で、ずっとPC画面ばかり見ているので目への負担が大きいという声があります。企業として、どのようなことに気をつければいいでしょうか。【京都・D社】
- A
-
照度は300ルクスを確保 数分でも作業休止が効果
在宅勤務の定着で、PC画面を見ている時間が大幅に増えたことに体調の不安を感じる方もいるでしょう。在宅勤務の場合、自宅の環境は、必ずしもPC作業に最適とはいえないケースがあるかと思います。
長時間パソコン作業などVTD(Visual Display Terminals)機器を使用した作業を行うことによって生じる心身の異常を「VTD症候群」と呼んでいます。症状は、眼、体、心に現れます。眼症状としては、ディスプレイを長時間見続けることによる、目の疲れ(眼精疲労)、目の乾き(ドライアイ)、視力の低下などがあります。体の症状は、同じ姿勢で作業を続けることによる、首、肩、腰の凝りや背中の痛みです。これはひどくなると頭痛や吐き気を伴う場合もあります。さらに、眼や体の不調がストレスとなることによって心の異常症状が現れることがあります。…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
2022年10月15日第2412号 掲載