免除で年金額どうなるか 失業時の手続き教えて

2023.03.29 【厚生年金保険法】
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Q

 退職する従業員がいて、失業時に国民年金の保険料が免除になる可能性があるという話をするつもりです。免除を受けるための要件や年金額計算の仕組みをあらかじめ理解しておきたいと思いますが、ご教示ください。【佐賀・I社】

A

一部納付済とする仕組み 離職票は再添付不要に

 離職するとこれまでの国民年金の第2号被保険者(厚生年金の被保険者)から、第1号被保険者となることがあります(国民年金法7条)。厚生年金の被保険者は、保険料を源泉控除されていましたが(厚年法84条)、第1号被保険者は自ら保険料を納付する義務を負います。しかし、所得が少ないなど保険料を納めることが困難な場合には、未納のままにせず、「国民年金保険料免除・納付猶予制度」の手続きがあります。ただし、国年法88条2号は世帯主、3号は配偶者に対して連帯して保険料を納付する義務を課しています。したがって、世帯主等に一定額以上の所得があるときは国民年金の保険料免除が認められない場合があります。

 失業等を理由とする…

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2023年4月1日第2423号 掲載
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