労働契約は先後入替え? 兼業で有期契約更新時に

2023.04.11 【労働基準法】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

Q

 兼業をしている有期労働契約の従業員がいます。現在、労働契約の締結は、時間的に当社が先です。更新した場合、先後は入れ替わり労働時間管理に影響するのでしょうか。【神奈川・Y社】

A

従来の継続なら変わらず 無期転換しても同じ考え

 副業・兼業でも、雇用に基づく場合は、労基法38条1項などにより、本業と労働時間が通算されることになります。

 原則的な労働時間管理の方法を使用する際、労働時間の通算は、労働契約の先後の影響を受けます。労働契約の先後の順に所定労働時間を通算し、次に所定外労働時間を発生順にカウントする仕組みです。つまり、労働者と先に契約した事業主をA、後をBとすると、Aの所定労働時間、Bの所定労働時間と先に枠を設定しておき、枠をはみ出た所定外労働は、実際の労働の時間的な順番にかかわらず、A・Bの所定労働に引き続く労働と扱うイメージです。また、…

この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン

労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2023年4月15日第2424号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

もっと見る もっと見る
ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。