退職前に年休フル消化? シフトを確定する前 所定労働日どう考える

2023.07.28 【労働基準法】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

Q

 シフト制で働く従業員から、「退職前に残った年次有給休暇をすべて消化したい」という申出がありました。会社としてはやむを得ないと考えていますが、ただ、シフトを確定する前の請求でした。1カ月まるまる年休のシフトというのも、それはそれでありなのでしょうか。【大阪・W社】

A

最低限の休日数は確保

 休日は就業規則の記載事項の中でも、いわゆる絶対的必要記載事項(労基法コンメンタール、昭25・2・20基収276号)です。ただし、パートらに関して、個別の労働契約等で定める旨の委任規定を設けることも可能となっています(昭63・3・14基発150号、平11・3・31基発168号)。

 いわゆるシフト制留意事項(令4・1・7基発0107第4号)においては、労働契約締結のタイミングで休日が定まっている場合には明示しなければならないとしつつ、具体的な曜日等が定まっていなければ、休日の設定にかかる基本的な考え方などを明示すれば足りるとしています。…

この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン

労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

関連キーワード:
令和5年8月7日第3411号16面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

もっと見る もっと見る
ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。