賠償額アップ見込めるか 保険会社の提示額低く
2023.08.12
【交通事故処理】
- Q
70歳の母親が乗用車にはねられてケガをして入院しました。後遺障害が残りましたが、診断書の内容に不備があったのか等級は14級でした。その後、加害者側との種々の経過があり、損害保険会社の賠償額の提示は、未払い支払額120万円となりました。納得がいかず交通事故の専門家に損害賠償請求書を作成してもらったところ250万円となりました。別の腕利きの専門家に依頼しようか検討していますが、今後の見通し等をご教示ください。【群馬・I生】
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障害等級を基準に算定 過失ゼロにして請求
相談者のケースでは、足腰に相当に重い後遺障害が残ったものの、後遺障害診断書に実態よりも軽い後遺症状で書かれたために14級という最も低い等級となったようです。診断書を作成した医者や保険会社の意向などが働いて、不満な後遺障害診断書になったのかもしれません。
いったん作成された後遺障害診断書は、等級認定において最重要の判断材料となります。こうしたケースで、…
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2023年8月15日第2432号 掲載