通算して判断するのか? 兼業で36協定の延長時間

2023.12.26 【労働基準法】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

Q

 パート労働者から、仕事の掛持ちをしたいとの話がありました。兼業先は週2日程度の8時間勤務のようです。時間外・休日労働(36)協定の延長時間を法定外労働時間が超えているかどうかは、通算して考えるのでしょうか。超過はないと思うものの、当社はパートの延長時間を短めに設定しており、少々心配です。【京都・E社】

A

各事業場でチェックする 単月100時間は労働者ごと

 労基法38条は、事業場を異にする際も労働時間を通算するとしています。副業・兼業も雇用による場合は対象です。

 労働時間の通算は、まず労働契約の時間的な先後の順に所定労働時間を通算し、次に所定外労働時間の発生順にカウントするとしています(厚労省「副業・兼業ガイドライン」)。他事業場の労働時間の把握は、労働者からの申告等で行います。この結果、自らの事業場における労働時間制度に照らして法定外労働時間となる部分について、…

この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン

労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2024年1月1日第2441号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

もっと見る もっと見る
ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。