飲酒依存で会社対応は? 交通事故起こして問題に
2024.10.13
【衛生管理】
- Q
飲酒運転で事故を起こした社員がいて大問題になりました。社長から「酒を飲むことがやめられない社員が他にもいるのではないか。会社として対応しろ」と言われました。アルコール依存の社員がいるとすれば問題ですが、会社として何ができるのでしょうか。【兵庫・Y社】
- A
-
研修や検査実施して予防 専門医のリスト作成を
飲酒は、日本の風土としては懇親など社会的な意味があるものとして奨励されていた面もあり、職場でも「飲みニケーション」が重要だという考えは根強く残っているところがあります。一方で、飲酒が適量を超えてしまっている人が多いのも事実で、会社など職域の健診でアルコール性の肝機能障害が疑われる人も少なくありません。
飲酒量を制限することができなくなってしまうアルコール依存症は、精神疾患であり、治療が必要な病気です。職域でも、放置することはさまざまなリスクとコストの原因になるでしょう。
会社として何ができるかですが、3つあるといわれています。
ひとつは教育研修です。生活習慣病予防に関する取組みの一環として、…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
関連キーワード:
2024年10月15日第2460号 掲載