離婚した夫死亡し年金? 子ども名義で請求可能か

2025.03.12 【厚生年金保険法】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

Q

 当社のパート(女性)から相談を受けました。夫と離婚し、子どもは彼女が育てていますが、元夫が事故で死亡したというのです。こうしたケースで、「子供名義で遺族年金の請求ができないか」というのですが、どう答えたらよいでしょうか。【福島・U社】

A

厚生年金のみ受給が可能 母親同居で一部支給停止

 ご質問にあるパートの女性の夫が離婚後、単身であれば(新しい配偶者および子がなければ)、話は比較的、単純です。

 遺族厚生年金と遺族基礎年金に分けて、確認しましょう。

 遺族厚生年金は、被保険者の死亡当時、生計維持関係にあった一定範囲の遺族に支給されます(厚年法59条)。支給順位が最も高いのは、子のある配偶者または子です。

 離婚したパートは「元配偶者」ですから、すでに対象者の範囲から外れています。元夫に新しい配偶者・子がいなければ、遺族厚生年金の権利があるのは、…

この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン

労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

関連キーワード:
2025年3月15日第2470号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

もっと見る もっと見る
ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。