最初から面談すべきか? 文書送付応じてもらえず
2025.03.13
【交通事故処理】
- Q
交通事故の被害者です。損害保険会社の担当者から「示談の損害賠償額について説明したい」と面談を求められています。面談では損保会社に有利なように交渉を進められそうで不安で、「損害賠償金の提示」を文書で送付するよう求めたのですが、担当者は応じられないとしています。今後、どのような対応を取るのがいいのでしょうか。【三重・T生】
- A
-
粘り強く要求をし続ける 紛争処理センター利用も
損保会社の担当者が文書の送付を拒否する理由は定かではないですが、交通事故の示談交渉に馴れている担当者と最初から面談の示談交渉は行うべきではないといえるでしょう。相談者が感じているように、損保側に有利に話を進められる可能性は否定できません。示談交渉の場所が損保会社であれ、相談者の自宅やその他の場所であれ、主導権を持つのは損保の担当者です。
面談で示談交渉をする場合、流れとしては、損保会社の担当者は、提示する損害賠償額に関する書面(文書)を基に、損害賠償額の各項目について「(相談者にとって)十分な損害賠償額であること」を説明していきます。相談者の要望等を聞き賠償額を多少アップさせることもありますが、…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
関連キーワード:
2025年3月15日第2470号 掲載