手すり先行工法とは何か ガイドライン内容教えて
2025.04.10
【労働安全衛生法】
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安全関係について日々情報収集するなかで、労災事故の型として「墜落」「転落」は重大な事故につながる型であるにもかかわらず、まだまだ高所作業において緊張感が足りない印象があります。「手すり先行工法等に関するガイドライン」は災害防止に大変有効かと存じますので、改めて内容を教えてください。【埼玉・O社】
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据置き方式など3つ示す 最後の「つかみどころ」に
高所に慣れた者に対してもストレス軽減につながる
厚労省では、建設業における足場からの墜落・転落災害を防止するために、足場上での通常の作業に加え、足場の組立・解体作業において適切な対策を講じるのも重要であることから、足場の作業床となる箇所に適切な手すりを先行して設置する手すり先行工法が有効であるとして、「手すり先行工法等に関するガイドライン」(直近の改正は令5・12・26基発1226第2号)によりその普及を図ってきました。
安全配慮に際し、さまざまな施策を講じても、足場に関する事故はなくなることがありません。この足場の事故を防ぐため、本ガイドラインを元に、「先行手すり」とはどのようなものかみていきましょう。
まず、先行手すり(手すり先行工法)とは、…
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2025年4月15日第2472号 掲載