酸欠から身を守る方法は 事故多いマンホール内作業
2014.02.15
【安全管理】
- Q
マンホール内での作業で死者が発生した事故が、最近のニュースで報じられていました。なぜ、何もないと思われる場所でこのような事故が起こるのか、またどうしたら防げるのかをご教示ください。【青森・S社】
- A
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酸素濃度の測定怠るな 教育結果はテストで評価
人の体は、空気を吸い込むことでその中に含まれる21%の酸素によって生きています。酸素の量が18%まで下がると除々に苦しくなり、12%を下回ると機能しなくなります。この状態は空気の中に、酸素以外の気体が何らかの理由で入り込み、その分酸素の量が少なくなることで起こります。最近起こった事故は、硫化水素だと報じられていますが、腐敗した物が混じった汚水から発生するのがこの硫化水素です。そのため、酸欠則では、マンホール内での作業開始前には、計測器で酸素や硫化水素の量を調べるよう定められています。
過去に発生した酸素欠乏による事故を、いくつか取り上げ紹介します。…
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平成26年2月15日第2204号 掲載