基本手当を計算するには 賃金日額から割り出せるか?
2013.08.15
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退職予定者から、「雇用保険の基本手当はどのくらいになりますか」と尋ねられました。法文をみると、「賃金日額の50%から80%の範囲で決まる」ようですが、例えば、賃金日額6000円なら基本手当日額はいくらになるのでしょうか。【青森・U社】
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賃金高いと給付率は縮小 上限があることにも注意
基本手当は、失業日数に基本手当日額を乗じて計算します。基本手当日額の算定ベースになるのは賃金日額で、離職前の最後の6カ月に支払われた賃金総額を180で除して算出します(雇保法17条)。
ただし、賃金日額には上限が定められていて、毎年8月1日に改定が実施されます。たとえば45歳以上60歳未満の賃金日額は上限1万5660円、…
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平成25年8月15日第2192号 掲載