60歳以降も資格を継続? 将来の年金額に差つくか
2014.09.01
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高卒以来、当社一筋で働いてきた現場労働者が、まもなく60歳定年を迎えます。体力の必要な職場でもあり、本人はフルタイム勤務(厚生年金加入)と短時間勤務(被保険者資格喪失)のいずれを選択すべきか、迷っています。仮に被保険者資格を継続したとして、将来の年金が必ず増えるといってよいのでしょうか。【神奈川・K社】
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報酬比例部分が増加する 加入月数延びる分有利に
65歳代後半の老齢厚生年金で比較します。65歳以降支給される老齢厚生年金は、報酬比例部分、経過的加算、加給年金額により構成されます。今回は、報酬比例部分について検討します。
報酬比例部分の計算式は、基本的に次のとおりです。…
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平成26年9月1日第2217号 掲載