意見書にサインは必要か 就業規則改定する手続き
2018.04.09
- Q
4月の制度改定に伴い就業規則を見直しました。当社の労組はいわゆる少数労組のため過半数代表者から意見聴取しましたが、改定案の提出が遅れたことを理由に意見書のサインを拒否されました。どのような影響があるのでしょうか。【広島・O社】
- A
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聴取の機会設けた証明を 労組と協議必要な場合も
労基法90条の「意見を聴かなければならない」という規定の意味は、協議決定を要求するものではなく、意見を聴けば足り、必ずしもその意見に沿った内容にする必要はない(昭25・3・15基収525号)とされています。意見書の内容が、反対であってもその反対理由の如何を問わず、その効力発生についての他の要件を具備する限り、就業規則の効力に影響はない…
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平成30年4月15日第2304号 掲載