保全の「本質安全化」とは 機械使う事業場での対策
2018.04.09
- Q
機械の安全対策として「本質安全化」があると聞きましたが、保全部門で取り組めるものはあるでしょうか。具体的な実施例をご教示ください。【神奈川・O社】
- A
-
危険部位の除去が有効 作業姿勢や動作にも配慮
機械による災害は、重量・駆動エネルギーが大きく致命的になる危険性が高いことから、事業者の保全部門でもしっかりと機械を安全化させる取り組みが必要です。
「本質安全化」は、機械を隔離する、停止させる原則とは異なり、製品やシステムの危険源そのものを除去する、または危険源を人に危害を与えない程度に低減させる原則で、特に機械等では安全を確保するための重要な基本原則です。…
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平成30年4月15日第2304号 掲載