受動喫煙防止の内容は? 改正経緯や背景知りたい
2015.09.15
【労働安全衛生法】
- Q
当社には、数人の喫煙者がいます。労働安全衛生法が改正されて受動喫煙の防止に関して規定がなされたそうですが、その経緯や背景などを含めて、具体的に教えてください。【千葉・T社】
- A
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浮遊粉じん濃度測定を ガイドラインから法に
受動喫煙が及ぼす健康影響については、心筋梗塞、肺がん等の心血管系疾患や呼吸器疾患の発症リスクの上昇あるいは肺機能低下等の健康上の悪影響があるといわれています。安衛法の一部を改正する法律は平成26年6月25日に公布され、受動喫煙の防止については平成27年6月1日から施行されています。改正に至る経緯などを含めて説明します。
受動喫煙の防止措置に係る経緯、背景等について
平成4年7月に「事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針(平4・7・1労働省告示59号)」が公表され、作業環境のうち空気環境を快適な状態に維持管理するための措置の1つとして作業場内に喫煙場所を指定する等の喫煙対策を講ずることが明記されました。…
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平成27年9月15日第2242号 掲載