危険考慮し慰謝料増額？　運良く捻挫で済んだ事故｜人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

危険考慮し慰謝料増額？　運良く捻挫で済んだ事故

2015.08.01 【交通事故処理】

Q: 　病院の駐車場を歩いていたとき、駐車しようとした車が減速せずに突っ込んできました。間一髪で逃げましたが左足首を捻挫し、70日間の通院治療後完治しました。相手の保険会社の慰謝料提示額は43万円ですが、総ガラス張りの病院の建物と車との間にはさまれていたら命を落としかねず、100～200万円請求したいところですが、可能でしょうか。【長野・Ｓ生】

A: 実際の通院期間分が限度　賠償は受けた損害に相応
　生死に関わる大ケガをする事故でも、あるいは軽傷で済んだものの一歩間違えれば死亡事故につながりかねなかった事故でも、相手や相手の保険会社が補償するのは、相談者が実際に受けたケガ（傷害）に対してです。相談者は70日間の通院治療で後遺障害は残らず完治したとのことなので、その70日間の通院治療期間に対して治療費や交通費、休業損害が支払われるわけです。…

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