年金改定で考慮要素は? マクロ経済スライド実施
2015.09.01
- Q
老齢基礎年金の額を改定する場合、「マクロ経済スライド」による調整が実施されるといいます。単純に物価変動に応じて計算するわけではないという意味のようですが、具体的にはどのような要素を考慮するのでしょうか。【熊本・R社】
- A
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少子高齢化の影響を加味 変動率に0.9%を乗じる
老齢基礎年金の額は、法律の本則上は下記のとおり算式が定められています(国年法27条)。
老齢基礎年金=78万900円×改定率(100円単位四捨五入)
従来は、この本来額の算式のほか、「物価スライドの特例措置」が設けられていました。…
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平成27年9月1日第2241号 掲載