粉じんの健康障害対策は アーク電気溶接行う工場
2015.09.01
- Q
アーク溶接作業者が、発生した粉じんで健康障害にならないための方法は何かあるでしょうか。当社はアーク電気溶接で型枠などを作っていますが、作業を始めてからある程度時間が経過すると、多量の溶接粉じんが発生します。この粉じんをどのように除去したらよいかを教えてください。【埼玉・M社】
- A
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機械ごとに局排装置を 作業環境測定を定期実施
アーク溶接機は、溶接棒と型枠との間に電圧が発生し、両者が溶けて型枠を作る方法ですが、その時発生する粉じん、ヒュームは、顕微鏡で見ると先が尖っていて、電気工がそれを吸い込むと、その尖った粉じんが体内の壁に突き刺さっているのが分かります。この障害の大きさは、溶接作業の時間が長いほど、ヒュームによる健康影響が大きくなります。…
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平成27年9月1日第2241号 掲載