平均賃金の起算日いつ ケガ当日に賃金締切日 「労災待期」暦日で判断
2018.07.13
- Q
2暦日勤務のケガに関する記事(本紙平30・6・18日付3165号16面)を読みましたが、平均賃金について疑問が生じました。一般には、「賃金締切日」を起点とするので、問題となるケースは少ないと思います。しかし、たまたま2暦日のうちどちらかが賃金締切日に当たった場合、どのように考えるべきでしょうか。【山梨・C社】
- A
-
交替制は初日発生と扱う
午後12時をまたいで勤務するシフトには、2とおりがあります。第1は、通常の1日分勤務(8時間等)が2暦日にわたるタイプ、第2は1昼夜16時間隔日勤務のような形で2日にわたって勤務するタイプです。
平均賃金は、「算定すべき事由の発生した日以前3カ月間の賃金総額を総日数で除して」算出するのが原則です(労基法12条1項)。…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
平成30年7月16日第3169号16面 掲載