遺族年金の計算どう違う 「短期要件」と「長期要件」
2018.08.16
- Q
従業員が亡くなり、遺族厚生年金の請求をすることになりました。短期要件と長期要件の2とおりがあったように記憶します。金額の計算方法に、どんな違いがあるのでしょうか。【岡山・U社】
- A
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資格期間25年で長期適用 短期は300月みなしあり
遺族厚生年金の支給事由は、4種類定められています(厚年法58条)。
① 被保険者の死亡
② 被保険者期間中に初診日のある傷病で、初診日から5年以内に死亡
③ 1・2級の障害厚生年金の受給権者の死亡
④ 老齢厚生年金の受給権者(資格期間25年以上)または資格期間が25年以上ある者の死亡①から③を短期要件、④を長期要件といいます。
長期勤続の方が在職中に亡くなったときには、…
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平成30年8月15日第2312号 掲載