感染症予防への配慮とは 海外出張・赴任に際して
2018.08.27
- Q
中小企業ですが、おかげさまで仕事が拡大し、海外進出を検討することになりました。社員に対して海外出張や近い将来赴任をさせようと考えていますが、衛生面からの配慮にはどのようなものがあるでしょうか。【神奈川・A社】
- A
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渡航前後には法定の健診 接種等を追加する企業も
海外派遣は経済のグローバル化に伴って増えており、こういった相談も増加しています。衛生問題は感染症のほか、生活の変化による生活習慣病やメンタル面の障害もあります。早めの対応で未然防止につなげるのは安全配慮義務の一環といえます。
法律では海外に6カ月以上滞在する労働者に対して、その前と帰国後に健康診断を受けさせることを事業者に義務付けています(安衛則45条の2)。…
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平成30年9月1日第2313号 掲載