残業代で保険料高額に? 業務集中し随時改定対象
2018.11.27
【健康保険法】
- Q
突然の退職者の後任として係長職に昇格した従業員ですが、昇格後に業務が集中し、多額の残業代が発生しました。結果として随時改定の対象となり、保険料が大幅にアップしてしまいました。本人は不満を訴えますが、何か救済措置があるのでしょうか。【山梨・B社】
- A
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調整措置が適用され得る 固定的賃金と不一致の時
随時改定は、①固定的賃金の変動、②変動月以降3カ月の報酬の平均月額と標準報酬月額の間に2等級以上の差が発生、③3カ月とも報酬の支払基礎日数が17日以上(社会保険の拡大適用者は11日以上)という条件を満たす場合に実施されます(健保法43条)。
②については、…
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平成30年12月1日第2319号 掲載