睡眠障害にどう対応する 稼働が上がり夜勤が増加
2018.12.30
- Q
交代制を採っている工場です。最近受注が増え、夜勤の社員を補充して稼働を上げるようにしました。夜勤慣れしていない社員が増えて「よく眠れない」「夜勤で起きているのはつらい」という声が聞かれるようになったのですが、経営上なかなか稼働を下げられません。夜勤社員の睡眠をよくして安全な深夜操業を確保するために、何かできることがあるでしょうか。【埼玉・I社】
- A
-
シフトの組み方に工夫を 途中の仮眠確保も効果的
人間の睡眠は、体内の生理的な「概日リズム(サーカディアンリズム)」によって、朝起きて夜眠るのが自然です。やむなくそれに沿わない夜勤をさせると、どうしても睡眠不足になりがちになり、覚醒度が下がって安全にも重大な影響が生じます。
夜勤を含む交代制の勤務ではいくつかの注意点が指摘されていますが、交代勤務における睡眠障害に対する対策でもっともエビデンスがしっかりしているのは、やはり計画的なスケジュールを立てることです。シフトを組むにあたっては、…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
関連キーワード:
平成31年1月1日第2321号 掲載