社用車での事故防ぐには 運転中の疾患発生を懸念
2019.02.01
- Q
バスの運転手が健康問題で事故を起こしているニュースを時々耳にします。当社でも営業などで従業員が社用車を長時間運転しますが、同じような事故が起こらないか心配です。どういったことに注意したら良いでしょうか。【栃木・O社】
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健診活用等でリスク軽減 まめに声掛けし状態把握
体調不良や病気が原因で起きる交通事故を“健康起因事故”といいます。突然の発作で意識を失ったり、痛みでハンドル操作ができなくなって人込みや壁に激突する事故等があります。これらの中には防ぎようのない事故もある一方で、ある程度予見でき対策が可能なものもみられます。
国土交通省「事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル」によると、運転に影響する主な疾病として、脳血管疾患、心臓疾患、眼疾患、神経疾患、睡眠障害、呼吸器系疾患、精神疾患などが挙げられています。…
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平成31年2月1日第2323号 掲載