残業代増加を懸念 週休3日制の採用で

2019.02.19
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Q

 家族の介護をしている社員が増えていることに鑑み、週4日勤務すなわち「週休3日制」を採用する提案が出されました。ワーク・ライフ・バランスを考えても、それなりにメリットがあると思われますが、休みが増える分1日当たりの労働時間が増えることになるため、残業代がかさむ可能性があるなど懸念もあります。良い方法はないでしょうか。【神奈川・M社】

A

変形労働時間を活用できる

 1週間の総労働時間が40時間以内でも1日の労働時間が8時間を超えると、割増賃金が発生します(労基法37条)。所定の労働日と労働時間を「週5日1日8時間」から「週4日1日10時間」にすると、毎労働日ごとに発生することになります。…

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平成31年2月18日第3197号16面 掲載
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