副業に年休付与必要か 週1日勤務で採用 6カ月「継続勤務」の要件は
2019.04.05
【労働基準法】
- Q
週1日勤務の約束で、パートを採用します。本人の話では、既に別の会社で週2日勤務しているということです。そうした例でも、6カ月勤務後に当社で年休を付与する必要があると思います。しかし、担当の部長から、「他の会社に出勤すれば、それで継続勤務が途切れるのではないか」と質問され、回答に窮しました。どのように話せば良いのでしょうか。【大阪・D社】
- A
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非出勤日は中断扱いせず
短時間・日数就労の場合、収入確保のため、ダブルワークを選択せざるを得ない人も少なくないはずです。一方で、副業・兼業の推進は「働き方改革」の重要課題として取り上げられ、ポジティブなイメージも付与されています。
日雇いが対象ですが、他の事業場で働くケースについて、労基法コンメンタールでは下記のとおり解説しています。「休日以外の日に労働者が当該事業場に出勤せず、他の事業場で働いた場合は労働の継続は中断されるが、…
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平成31年4月8日第3204号16面 掲載