新入社員が「5月病」に? メンタル不調のとらえ方
2019.05.31
- Q
今年の新入社員の表情がさえず「辞めたい」といい出しました。誰しも最初はつらく、次第に慣れていくものと思っているのですが、メンタルヘルス不調があるかもと思うと、一概に励ますこともできません。どのように対応したら良いでしょうか。【千葉・Y社】
- A
-
話しをよく聴き経過観察を 成長阻害しない配慮も
新しい時代を迎えるなか、皆さんの会社の新入社員は「元気に」働けているでしょうか? 毎年、この時期になると問題になるのが「5月病」です。5月病とは、新入社員が新しい環境に適応できずに精神的、気分的に調子を崩す症状の総称です。
最近の若い世代はSNSなど、自分にとって比較的心地よい集団のなかで育ってきています。新入社員研修の間はまだ良いのですが、いざ職場に配属され多様な同僚のなかで、自分の力で仕事をしろと言われると、「できる」と思っていた自分と実際には「何もできない」現実とのギャップから、「こんなはずじゃなかった」と不安や焦りを感じ、調子を崩してしまう人が出てきます。なかには早々に「つらいです」「辞めたいです」と言ってくる人もいます。…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
関連キーワード:
2019年6月1日第2331号 掲載